「クローゼットがパンパンで新しい服をしまうスペースがない」「もう着ない服はわかっているけど、なかなか捨てられない」……
そんなお悩みをお持ちではありませんか？
服の断捨離は、暮らしや心にゆとりをもたらしてくれる一方で、「本当に必要かどうか」を見極めるためのコツや基準が必要です。
本記事では、断捨離におけるメリットと基準をはじめ、スムーズに進めるためのポイントを詳しく解説します。
さらに、どうしても手放せない服がある方に向けたトランクルームの活用もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
服を断捨離するメリットとは？
服が多すぎると、「何を着ればいいのかわからない」という混乱や、収納場所を確保できないストレスに直面しがちです。
しかし、服を断捨離することでクローゼットや部屋全体がスッキリし、コーディネートが楽になるだけでなく、無駄な出費を抑えられるなど、さまざまなメリットがあります。
心の余裕も生まれるため、生活のクオリティを大幅に上げるきっかけとなるでしょう。
服を断捨離する前に押さえておきたい基準
いざ服を減らそうと思っても、「どこから手をつければいいのかわからない」という方は少なくありません。
ここからは、実際に仕分けをするときに役立つ基準を5つご紹介します。
- 着用頻度
- 季節性
- 思い入れの強さ
- ブランド価値
- 自分に似合うか
これらを意識しておくだけで、断捨離の決断がぐっとしやすくなります。
着用頻度
過去1年間にまったく袖を通さなかった服は、今後も着る可能性が低いと考えられます。本当に必要かどうか迷うときは、いつ・どんなシーンで着たか具体的に思い出してみてください。はっきり思い出せない服は処分候補となります。
季節性
衣替えをする際に、「この服、どの季節に着るの？」と感じる服はありませんか？オールシーズン着回せる服なら残す価値がありますが、特定シーズンでも出番が少ないものは要検討です。冬物なのに毎年着ていない、夏でも結局出番がないといったアイテムは思い切って手放しましょう。
思い入れの強さ
誕生日や記念日にもらった服など、思い出が詰まっていて捨てづらいものもあるでしょう。この場合、まずは「思い出」と「実用品」を切り分けて考えるのがおすすめです。実用性が低い場合は、写真に残すなど形を変えて記憶を保管し、服そのものは処分するという方法もあります。
ブランド価値
高級ブランド品や限定アイテムなどは、リセールバリュー（再販価値）が高い場合があります。着なくなった服でも、フリマアプリやリサイクルショップで思わぬ高値がつくこともあるため、捨てる前に一度査定や相場を調べてみるとよいでしょう。
自分に似合うか
体型や好み、年齢による変化で「似合わなくなった」「着こなしにくい」と感じる服はありませんか？昔はお気に入りだった服でも、今の自分に合っていなければクローゼットの肥やしになるだけです。今の自分が本当に着こなせるかどうか、客観的に判断してみましょう。
服の断捨離をスムーズに進めるコツ
服の断捨離には、思い切りと同時に作業手順の工夫が必要です。基準を理解した上で実際に断捨離を進める際、以下のポイントを押さえてみてください。
- 一度クローゼットから全ての服を出す
- カテゴリ別・用途別に仕分けする
- 定期的に見直す仕組みを作る
無理なくストレスの少ない方法で続けることが大切です。それぞれ順番に解説していきます。
一度クローゼットから全ての服を出す
まずはクローゼットの中身をすべて取り出し、把握するところから始めましょう。山積みになった服を目の当たりにすると、「こんなに持っていたのか」と驚くはずです。
全体像を知ることが、断捨離の第一歩になります。
カテゴリ別・用途別に仕分けする
トップス、ボトムス、アウターなど種類で分けたり、仕事用・普段着・フォーマルといった用途別に仕分けると、重複や不要な服が見つけやすくなります。同じような服が何枚も見つかったら、本当に必要な枚数を見直してみましょう。
定期的に見直す仕組みを作る
断捨離は一度の決断では終わりません。季節の変わり目やセールの前など、定期的に服を見直すルーティンを作るのがおすすめです。タイミングを決めておけば、服がたまってしまう前に適度に整理できるようになります。
どうしても服を処分できないときの解決策
基準やコツはわかっていても、どうしても捨てられない服がある方も多いでしょう。思い出が強い服や高価だったアイテムなどは、別のアプローチで手放しやすくする工夫が必要です。
保留ボックスを活用する
「捨てるかどうか迷っている服は、とりあえず保留ボックスへ」という方法があります。一定期間（3〜6ヶ月など）ボックスに保管し、その間に一度も思い出さなかった服や、取り出さなかった服は手放す決心がつきやすくなります。時間をおいて客観的に判断することで、「やっぱりいらないかも」と思えるケースも少なくありません。
寄付・リサイクルを検討する
まだ着られるけれど、自分はもう着ない服があれば寄付やリサイクルも選択肢になります。海外の恵まれない地域や災害支援団体などで服を受け付けていることもありますし、リサイクルショップに持ち込むことで資源の再利用にもつながります。ゴミとして捨てるよりも、社会貢献や環境保護につながるので心の負担を軽減できるでしょう。
買取サービス・フリマアプリを積極的に活用
「まだ状態が良いけど着なくなった」という服は、買取サービスやフリマアプリに出してみましょう。人気のあるブランド品や限定コラボアイテムなどは、思った以上に高値がつくこともあります。自分では着ない服でも、必要としてくれる誰かの手に渡るので罪悪感が薄れ、手放しやすくなるのがメリットです。
断捨離できない際はトランクルームの利用を検討
どうしても捨てられない服や、シーズンオフの衣類などが大量にある場合は、トランクルームを活用するのもおすすめです。自宅の収納スペースを圧迫している服を一時的に預けることで、部屋はもちろん、心にもゆとりが生まれます。
トランクルーム利用のメリット
自宅では保管が難しい量の服や思い出のアイテムも、トランクルームなら安心して保管できます。空調やセキュリティが整った場所で保管できるため、ダニやカビなどのトラブルを防げるのも魅力です。
預ける量や期間を柔軟に調整できるため、引越しや季節の変わり目、ライフスタイルの変化にも対応しやすくなります。
トランクルーム利用時の注意点
便利なトランクルームですが、利用料や契約形態、立地条件などはサービスごとに異なります。特に長期保管になる場合は、月額費用がかさむこともあるので、複数社を比較検討することが重要です。
また、保管前にしっかりクリーニングや防虫対策をしておくと、長期間にわたって服の状態を保てます。
おすすめのトランクルーム5選
トランクルームを利用してみたいけれど、どこを選べばいいかわからない……という方のために、代表的な5つのサービスをご紹介します。立地や料金、使いやすさを比較して、自分にぴったりのトランクルームを見つけてください。
ハローストレージ
ハローストレージは、全国各地に多数の拠点を展開しており、自宅近くで見つけやすいのがメリットです。屋内型と屋外型が選べ、空調管理が充実したタイプもあります。
セキュリティ面も安心で、24時間いつでも利用できる店舗が多い点が魅力です。
エアトランク
エアトランクは、自宅まで専門スタッフが荷物を集配し、専用施設で保管してくれる宅配型トランクルーム。重い荷物を運ぶ必要がなく、スマホやパソコンから取り出し指示を出すだけで手元に返送してもらえます。
忙しい方や車のない方でも気軽に利用できるのが特長です。
サマリーポケット
こちらも宅配型の収納サービスで、コンパクトなボックスに洋服を詰めて送るだけの手軽さが人気です。送ったアイテムは1点ごとに写真撮影され、専用アプリから中身を確認できます。取り出したい物だけ指定して返送してもらえるため、手間が少なく便利です。
キュラーズ
都市部を中心に展開する屋内型トランクルーム。24時間出し入れできる店舗が多く、セキュリティと空調管理がしっかりしている点が魅力です。
店舗によってはスタッフが常駐しているため、初めて利用する方でも安心感があります。
キュラーズの詳細はこちら
ライゼボックス
全国に幅広いサイズの収納スペースを提供しているレンタル収納サービス。初期費用や月額費用が比較的リーズナブルなプランもあり、少量の荷物から大量の保管まで対応しやすいのがポイントです。
まとめて保管したい人から、まずは小さなスペースで試したい人まで、幅広いニーズに応えてくれます。
ライゼボックスの詳細はこちら
まとめ
服の断捨離は、部屋をすっきりさせるだけでなく、日々のストレスを軽減し、暮らしの質を高める行為です。着用頻度や季節性、思い入れなどの基準をもとに仕分けし、保留ボックスや寄付・リサイクルを上手く活用すれば、意外とスムーズに手放せるもの。
もしそれでも捨てられない服があるなら、トランクルームを活用してみましょう。空いたクローゼットと心に余裕を持ち、より充実したライフスタイルを手に入れてください。