地域情報サイト「まちめぐ」ウェディング版

結婚式のドレス試着は何回する?平均回数や試着の時間などを解説

結婚式のウェディングドレス、何回くらい試着したらいいのか悩んでいませんか?限られた時間の中で、みんながどれくらい試着しているのか、自分も納得できるまで選べるのか気になりますよね。

この記事では、平均の試着回数や1日に着られる数、試着にかかる時間やスケジュールの立て方まで詳しく解説しています。

そのほか、太めの体型でも大丈夫?付き添いは誰がいい?予約が取れない時はどうする?など、よくある質問も紹介します。

今回の記事で解説する主な内容は以下になります。

  • 平均的な試着回数や1日で着られるドレス数
  • 試着のベストな時期やスケジュール
  • 予約や当日の流れ
  • 試着時のマナーや準備
  • 後悔しない選び方のコツ

ぜひ参考にして運命のドレスを見つけてください。


目次

結婚式ドレス試着の平均回数とその理由

ウェディングドレスの試着回数は、理想の一着を探し出すためにとても重要です。あまりに少ないと選択肢を広げられませんし、逆に多すぎると迷ってしまう可能性もあります。

ここでは平均回数や一度に試着できるドレス数、回数が少なすぎる・多すぎる場合の注意点について解説します。試着回数を知ることで、どのようにスケジュールを組めばいいかが明確になり、無駄なく理想のドレスを見つけられるでしょう。

ドレス試着の平均回数は何回?

個人差はありますが、結婚式のウェディングドレス試着は2〜5回ほどが平均的といわれています。1回の来店で複数着を試着できるため、数回の来店でお気に入りのドレスを見つける花嫁が多いようです。

ただし、ドレスショップや結婚式場のレンタルプランによっては回数制限がある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。中には「最初の2着で即決した」という人もいれば、「5回目の試着でようやく満足のいくドレスに出会えた」という人もいます。

平均を目安にしつつ、自分の納得感を最優先に考えるのが大切です。

平均的な試着回数の背景と理由

試着回数が2〜5回程度といわれる背景には、以下のような理由があります。

  • 時間的な制約:結婚準備は他にも招待状や会場の打ち合わせなど、同時並行で進めなければならないことが多く、何度もショップに通うのは難しい。
  • 試着1回あたりで複数着見られる:店舗によっては1回の予約で3〜5着以上をチェックできるため、短期間でもある程度の比較ができる。
  • 好みのドレスが早めに見つかることも:流行やブランド、シルエットを絞り込んでおくと、意外と早く「これ!」と思えるドレスに出会う可能性が高い。

ただし、人によっては「もっといろいろなデザインを試したい」「比較検討に時間をかけたい」という人もいるでしょう。試着が多いほど視野が広がりますが、逆に決め手に欠けて混乱することもあるので、試着回数にはバランスが必要です。

一度の来店で試着できるドレスの数

一度の来店で試着できるドレス数は、店舗やプランによって異なるものの、3〜5着程度が目安です。時間や予約状況によってはもっと試着できる場合もありますが、ドレス1着の着脱には意外と時間がかかります。加えて、スタッフとのカウンセリングやサイズ調整に関する相談、写真撮影などを行うと、あっという間に予約時間が過ぎてしまいがちです。

もし気になるドレスが多い場合は、試着したいドレスを事前にリストアップし、優先順位をつけておくと効率的です。スタッフに「まずはAラインとプリンセスラインを中心に見たい」などと具体的に伝えておくと、限られた試着時間を有効活用できます。

試着回数が多すぎる・少なすぎる場合の注意点

試着回数が少なすぎると、イメージの幅が狭くなり、後になって「もっと他のラインを試せばよかった」と後悔することもあります。また、多すぎる場合は疲れたり迷ったりしてしまい、「結局どれが自分に似合うのかわからなくなる」という事態になりやすいです。試着には時間と労力がかかるため、「ある程度の候補を絞る→試着→比較して決定」という流れを意識し、メリハリをつけて行いましょう。

「試着数を増やすより、1回1回の試着でしっかりスタッフに相談する」「2回目の試着に行く前に家族や友人にも意見をもらう」など、小まめに考えを整理することで、失敗や迷いを減らすことができます。

ウェディングドレス試着のスケジュールと最適な時期

結婚式ドレス試着の始め時や予約のタイミングを誤ると、希望のドレスが借りられなかったり、仕立て直しの時間が足りなくなったりすることがあります。ここでは最適な時期とスケジュール、繁忙期・閑散期の予約事情や、もし予約が取れない場合の対処法について紹介します。スケジュールをしっかり立てることで、焦りのないドレス選びが可能となります。

ドレス試着はいつから始めるべき?

理想としては結婚式の6ヶ月前〜8ヶ月前に試着をスタートするのが一般的です。オーダーメイドや仕立て直しの期間、挙式準備全体のスケジュールなどを考えると、ある程度の余裕をもって始めることで焦らずに選ぶことができます。早めに動くことで人気デザインの予約を取りやすいというメリットもあります。

特にオーダーやサイズ調整を行う場合は、式の2〜3ヶ月前に最終フィッティングが入ることが多いです。その際に微調整する時間を確保するためにも、6ヶ月前からリサーチ・試着を始めるとスムーズでしょう。結婚式の日程が早めに決まったら、なるべく先手を打って試着に臨むのがおすすめです。

試着と予約の理想的なスケジュール

ドレス選びの理想的な流れを例として挙げると、以下のようになります。

  1. 挙式の時期や式場を決定した段階で、早めにドレスショップをリサーチ。
  2. 試着予約を取り、実際に店舗を訪問。
  3. 試着を2〜3回繰り返し、気になるドレスを比較。
  4. デザインやサイズの最終調整を行い、予約または購入を決定。
  5. 挙式1〜2ヶ月前に最終フィッティングを行い、体型の変化や微調整を確認。

この流れを結婚式の半年前にはある程度固めておくと安心です。最終フィッティングを含めたスケジュールまで逆算しておくと、時間不足によるトラブルを回避できます。また、複数のショップを比較する場合は、訪問順と予約タイミングを上手に調整しておくことがポイントです。

繁忙期・閑散期の予約事情

結婚式は春(3~5月)と秋(9~11月)に挙げるカップルが多く、その少し前の時期はドレス試着の予約が集中しやすい傾向があります。特に土日祝日は早めに予約が埋まってしまうことが多いので、早めの準備が必要です。一方、閑散期は比較的予約も取りやすく、ゆっくり試着を楽しめる場合があります。結婚式の日程が決まったら、なるべく早めにショップの空き状況を確認しましょう。

また、繁忙期に行きたいショップがある場合は、平日予約を検討するのも手です。平日であれば比較的ゆとりのある試着ができ、スタッフからも細やかなアドバイスをもらえることが多いです。どうしても土日しか空いていない場合は、予約申し込みを早めに行い、キャンセル待ちの情報も定期的にチェックしてみてください。

予約が取れない時の対処法

人気のショップや繁忙期など、予約が取りにくい時は以下の対策を試してみてください。

  • 平日や夕方以降を狙ってみる
  • 同じブランドを扱う他のドレスショップを探す
  • 先の日時でもいいので、とりあえず予約を確保する
  • キャンセル待ちに積極的に登録する

予約が取れないからといって諦める必要はありません。上記のように複数の手段を試してみると意外と早く空きが出ることもあります。また、問い合わせの際に「平日なら夕方以降でも行けます」など柔軟に対応できる姿勢を示すと、スタッフも予約を調整しやすくなります。

試着当日の流れと所要時間

実際にドレスを試着する当日は、どのような流れで進むのかイメージできない方も多いでしょう。ここでは、一般的な当日の流れやドレス1着あたりの所要時間、持ち物や服装、試着のマナーなどを詳しく紹介します。事前に流れを知っておくことで余裕を持った行動ができ、よりスムーズにドレス選びを楽しめます。

試着当日の一般的な流れ

試着当日は、以下のような流れが一般的です。

  1. ショップに到着・受付
  2. 希望のドレス・デザインの打ち合わせ
  3. スタッフによるドレス選定・試着
  4. サイズやデザインの確認・写真撮影
  5. 次回試着やお直しのスケジュール確認

ショップによっては、事前に好みのデザインを伝えると当日までに候補をピックアップしてくれることもあります。また、試着時に写真を撮る場合は、全身やバックスタイルなど複数の角度から撮影しておくと、後で比較検討しやすくなります。ただし、撮影禁止の店舗もあるので、必ず事前に確認しましょう。

ドレス1着あたりの所要時間

ドレス1着の試着には、着替えだけで5〜10分ほどかかるのが一般的です。フィッティングや微調整、写真撮影などを含めると1着あたり15〜30分ほど見ておくと安心です。試着回数が増えればその分時間もかかるので、あまり詰め込みすぎないよう注意しましょう。

特に繁忙期や週末は後ろの予約が入っていることが多く、時間オーバーしてしまうと十分な試着ができない可能性もあります。事前にスタッフに「今日中に何着は試着したい」など希望を伝えると、適切な時間配分を提案してくれるでしょう。

試着当日の持ち物と服装

試着当日にあると便利な持ち物・服装の一例は以下です。

  • 肌着やストッキング(ベージュなど透けにくい色)
  • ヒールの高さが挙式当日と同じ、または似た靴
  • メイク道具やヘアクリップなどのメイク直しグッズ
  • スマートフォンやカメラ(撮影可能か確認した上で)

メイクやヘアスタイルをある程度整えていくと、実際の挙式当日の雰囲気をイメージしやすくなります。また、靴はヒールの高さが異なるとドレスの裾の長さが変わって見えるため、なるべく本番に近いものを持参しましょう。必要であればインソールを準備し、試着時に実際の歩きやすさをチェックするのも大切です。

ウェディングドレス試着時の下着やブラジャーの選び方

露出が多いデザインや背中の開いたドレスを試着する場合は、ヌーブラやストラップレスのブラがおすすめです。ブラのラインが見えないようにしておくと、シルエットを正しく判断しやすくなります。事前にショップから下着の指定がある場合もあるので、予約時に確認しておくと安心です。

また、コルセットやブライダル用インナーをレンタルできるショップもあります。試着時にインナーを実際に着用してみることで、挙式当日のフィット感をより正確にイメージできます。ただし、試着時にインナーを使用すると脱ぎ着に時間がかかる場合もあるため、スケジュールには余裕を持っておきましょう。

試着時のマナーと注意点

試着時には以下のマナーや注意点に気をつけましょう。

  • スタッフの指示に従う:繊細な生地のドレスが多いため、無理に引っ張らないよう注意する。
  • メイク汚れに配慮:試着時にファンデーションや口紅がドレスに付着しないように、シートやタオルを使うことも検討。
  • 撮影の許可を取る:一部の店舗では撮影禁止の場合もあるため、事前に確認する。

大切なドレスを傷つけないように配慮するのはもちろん、スタッフとコミュニケーションをとりながら試着を進めることが重要です。疑問点や不安があれば、その都度質問をして解消するようにしてください。

後悔しないウェディングドレス選びのポイント

試着回数や時間、ショップの予約状況などさまざまな要素が絡む中で、後悔しないドレス選びをするにはいくつかのコツがあります。ここでは、納得いくまで試着するためのヒントや試着回数制限、付き添いの人選、体型が気になる人へのアドバイスをまとめました。

自分の理想を明確にしつつも客観的な視点を得ることで、満足度の高い最終決定がしやすくなります。

納得いくまで試着するためのコツ

ドレス選びで後悔しないために、以下のような工夫をしてみてください。

  • 試着前に好みのデザインやシルエットをリサーチしておく
  • 試着後の感想をスマホでメモや写真で記録し、客観的に比較する
  • 「これだけは譲れない」というポイントを明確にしておく

例えば「デコルテ周りが華やかなデザイン」「背中の開きが少なめのデザイン」など具体的に条件を決めておくと、優先順位がはっきりし、試着回数を重ねてもブレにくくなります。また、写真を撮る場合は同じポーズや距離で撮影しておくと、後で比較しやすいです。最後は「このドレスを着るときの自分」をイメージし、直感的に「これだ!」と思えるかどうかも大切な決め手になります。

ドレスショップごとの試着回数制限について

一部のドレスショップや結婚式場によっては、1回あたりの試着枚数や試着回数に制限がある場合があります。特に人気ブランドやオーダーメイド専門店では、スタッフがマンツーマンでサポートする時間を確保するために制限を設けていることも珍しくありません。試着回数に上限がある場合は、あらかじめ希望するデザインやブランドを絞っておき、時間を有効に使いましょう。

もし回数制限があるショップを訪れる場合は、他のショップやブランドとも並行して検討しておくのがおすすめです。何度も同じ店舗に行けないならば、別の店舗で似たデザインをチェックして比較するなど、柔軟に対応してみてください。

試着に付き添う人の選び方

試着時に付き添いをお願いすると、客観的な意見をもらえて役立つことが多いです。ただし、付き添いの人数や人選には注意点もあります。付き添いが多すぎると意見が割れてしまい、逆に決められなくなることもあるため、基本的には1〜2人程度が適度です。ここでは具体的な付き添いの選び方について見ていきます。

おすすめの付き添い相手

付き添いには、親しい友人や家族など、気兼ねなく正直な感想を言ってくれる人がおすすめです。第三者の視点から見た客観的な評価は、自己判断のブレを防いでくれます。また、花嫁本人が好みをうまく伝えられないときに、長年の付き合いがある友人や家族が代わりに伝えてくれることもあります。

付き添い人数の目安と注意点

付き添いが多すぎると意見が多岐にわたり、「あの人はAラインを推すけど、こっちの人はマーメイドを勧める…」と迷う原因になることがあります。1〜2人程度に絞ることで意見がまとまりやすく、試着中のスペースや移動もスムーズです。ただし、親族と友人で意見を聞きたい場合は、試着日を分けるなど工夫するとよいでしょう。

体型が気になる人のドレス試着アドバイス

「太めだけど大丈夫かな」「体型をカバーできるデザインはある?」と不安に思う花嫁も多いかもしれません。ここでは体型が気になる方へ向けた試着時のアドバイスを紹介します。近年はサイズ展開が豊富なブランドやショップが増えているため、どんな体型の方でも自分に似合うドレスを見つけやすくなっています。

太っているとドレス試着は難しい?

近年は大きめサイズを展開しているショップや、オーダーでサイズを調整してくれるショップが増えています。スタッフに「通常の9号ではなく13号以上」など、具体的にサイズ感や悩みを伝えると、より的確なアドバイスやドレスの提案を受けられます。ドレスにはゆとりのあるデザインのものも多いので、試着前から「入らないかも…」と諦めずに相談してみましょう。

体型カバーできるドレスの選び方

体型カバーには、Aラインエンパイアラインといったウエストの切り替えが高めのデザインが人気です。気になる部分を上手に隠せるだけでなく、縦のラインが強調されるためスタイルが良く見える効果も期待できます。また、小物やベールで目線を上に持ってくるのもカバー方法のひとつです。

さらに、トレーン(ドレスの後ろにある裾の引きずり部分)の長さや形を工夫すると、全体のバランスが良く見えやすいです。体型カバーだけでなく、「自分がどのポイントを一番魅せたいのか」を考えながらドレス選びをすると、さらに満足度が上がります。

よくある質問と体験談から学ぶドレス試着のヒント

実際にドレス試着をしていると、どうしても迷いや不安を感じてしまうことがあります。ここでは「試着しすぎて迷う」「恥ずかしさがある」というよくある声に対する対処法や、卒花嫁の体験談、カラードレスの試着回数の目安について紹介します。

実際のエピソードを知ることで、自分に合った対策や心構えを見つけやすくなるでしょう。

「試着しすぎて迷ってしまう」時の解決策

あまりにも多くのドレスを試着すると、どれが一番似合うのかわからなくなってしまうことがあります。そんなときは写真を見返して、第1印象で良いと思ったドレスを再確認するのがおすすめです。また、「このドレスのここが好き」というように具体的な理由をメモしておくと、比較しやすくなります。似合わないと思ったドレスでも、「色味は好きだが袖の形が微妙」など細かく分析することで、次の試着に生かすことができます。

「ウェディングドレスの試着が恥ずかしい」と感じる場合の対処法

初めてのドレス試着で恥ずかしさを感じるのは自然なことです。試着室は個室になっているお店も多く、スタッフもプロなので、羞恥心を感じる必要はありません。もし恥ずかしさや不安があるなら、予約時にスタッフに伝えておくと、配慮した対応をしてもらえるケースもあります。小物やショールを先に試着してから本格的にドレスを着るなど、段階を踏むことで徐々に慣れていくと良いでしょう。

卒花嫁のリアルな試着体験談

実際にドレスを試着した先輩花嫁からは、「2回目の試着時に気持ちが固まった」「最初は迷っていたけれど、スタッフが的確にアドバイスしてくれて安心感があった」などの声が多く聞かれます。迷いや不安は誰しも経験するものですが、最終的には笑顔で「これだ!」と決めている方がほとんどです。体験談を読むと「自分はどういうポイントに注目すれば良いか」が見えてくるので、SNSや結婚情報サイトの口コミなどを活用してみてください。

カラードレスの試着回数は何回が目安?

カラードレスもウェディングドレス同様、2〜3回の試着で決定する人が多いようです。挙式用ドレスとカラードレスを同時に探す場合、時間がかかりやすいので、一日に試着するドレスの数に無理がないように注意してください。色やデザインの好みを明確にし、予め候補を絞るとスムーズです。特にカラードレスは「写真映え」「テーマカラーとの統一感」など考慮する要素が多いため、ウェディングドレスよりも迷いやすいかもしれません。そこで、最初に試着を少し多めにして、好みの色を定める→最終的に絞るというやり方も有効です。

まとめ

結婚式ドレスの試着回数は平均2〜5回程度で、1回の来店で3〜5着ほどが目安とされています。早めに準備を始めておけば予約も取りやすく、時間に余裕を持って試着ができるため、理想のドレスを見つけやすいでしょう。

自分の好みや体型に合うデザインを明確にしておくことや、付き添いの人数・人選に注意しながら試着を進めることで、納得の一着を選ぶことができます。

予約が取りにくい場合でも、平日利用やキャンセル待ちなどで調整可能です。ぜひこの記事を参考に、運命のドレスを見つけてください。