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「紅櫻珈琲」でちょこっとアウトドア気分を堪能しよう!【北海道・札幌市南区】

「紅櫻珈琲」でちょこっとアウトドア気分を堪能しよう!【北海道・札幌市南区】
photo:文

主に北海道のおすすめスポットを紹介する「めんこい場所めぐり」

札幌から40分ほどドライブしたところにある「紅櫻公園」は、その名の通り春には鮮やかな桜を堪能することができる日本庭園です。桜だけではなく、秋には色彩豊かな紅葉など四季折々の景色が見られることでも有名。

さらに、「紅櫻公園」には美味しいコーヒーを味わいながら、プチキャンプ気分を体験できるオススメのカフェがあるんです。

今回は “ちょこっとアウトドア気分”を楽しみたい方に、とってもオススメな「紅櫻珈琲」をご紹介します。

「紅櫻珈琲」がある「紅櫻公園」は由緒ある日本庭園

紅櫻公園」は古くから桜の名所として知られ、桜山とも呼ばれていました。

明治22年に、北陸金沢より入植した奥矢氏が開拓を始めた土地で、昭和17年に三代目の奥矢将雄氏が「紅櫻遊園地」として造成し、一般市民に開放したというたいへん由緒ある公園です。


一見うっそうとした森林は土地の歴史を感じさせる重厚さがあります。


昭和63年には「べにさくら本館」が設立され、その後名称が「紅櫻遊園地」から「紅櫻公園」に改められました。敷地の面積は約26,000坪という広さで、現在はキャンプ場やジンの蒸留所、カフェなどが併設されより多くの人が気軽に立ち寄れる憩いの空間として人気です。


北海道では珍しいえぞ数奇屋造の「寿光庵・木乃実茶屋」もあり、本格的なお茶会を開くこともできます(※要予約)

紅櫻珈琲はアウトドア気分を満喫できるナチュラルな癒しの空間

「紅櫻珈琲」は、公園内にある「紅櫻本館」にあります。

趣ある和の建物の本館の中に入ると、なんとそこにはたくさんのテントが広げられていました。さらにテントの下には、キャンプ用のイスやテーブルが設えられており、あちこちにハンモックが吊るされています。

建物の中に、まるっとキャンプ場があるといっても過言ではない雰囲気にびっくりするとともにテンションがあがります。


店内の窓からは風にそよぐグリーンの樹々や、すぐそばのキャンプ場、池などが見えるので店内にいながらアウトドアな雰囲気を堪能できます。

店内なのにテント下でくつろいで美味しいコーヒーを頂ける「紅櫻珈琲」は、まさに“ちょこっとアウトドア気分”を満喫できる素敵空間。

これは新たなキャンプ体験のひとつと言ってもいいかもしれませんね!


ゆらゆらハンモックは、実際に使うことができるので、小さなお子さんが一緒ならそのままお昼寝もできそうです。

また、よく見るとテーブルのあちこちにサインがあって、「え、これはもしやあの有名人では?」という驚きの発見もできますよ。


蒸留酒には有名人のサインがいっぱい!

「紅櫻公園」には蒸留所があり、北海道初のクラフトジンを造っています。公園内のさまざまなボタニカル(植物)を使用したオリジナルのジンだそうです。


「紅櫻珈琲」の店内にはジンの販売コーナーがあり、北海道民なら知らない人はいない有名人のサインが書かれたジンのビンがたくさん飾られていました。

紅櫻珈琲のコーヒーは地下水を使用したすっきりさわやかな飲み口

「紅櫻珈琲」の”水出しアイスコーヒー(500円)“は、くみ上げた地下水を使用しているそうで、飲んでみると水の質が明らかに違うのがわかります。とにかく飲み口がすっきりさわやか!

水の美味しさがコーヒーの旨みをより引き立てていて、自然をまるごと味わうような清涼感。


アイスコーヒーの他に”アールグレイのオレンジティー(400円)“も頂きました。こちらもアイスコーヒーと同じく地下水を使用しています。

アイスコーヒーとはまた違ったホットな味わいが、体にじんわりしみわたるやさしい美味しさでした。

アウトドア気分をさらに盛り上げるキューバサンド

そしてなんといってもおススメしたいのが、「紅櫻珈琲」名物の「キューバサンド」(800円)

サンドされているポークは、キューバ料理のモホというオレンジに付け込んだ豚ロースをグリルしたもの。香ばしく焼かれたパンとの相性が抜群で最高の旨みです。コクのあるマスタードとパリパリのピクルスも、サンドイッチの美味しさを引き立てて絶妙の美味しさ! 

実は筆者はピクルスが苦手なんですが、このピクルスは食感も味も素晴らしくて、ペロッと頂いてしまいました。


キューバサンドは、日本ではあまりなじみがありませんが、アウトドア気分をさらに盛り上げてくれる絶品のホットサンドイッチであることを保証します。

すっきりしたアイスコーヒーと組み合わせれば、いくつでも食べられそうなので注意してくださいね。

実際のキャンプも楽しめる「紅櫻アウトドアガーデン」

「紅櫻公園」の中には、都市型キャンプ場「紅櫻アウトドアガーデン」があります。テントやグリルコンロ、ポータブル電源のレンタルも行っているので、手ぶらで行っても気軽にキャンプを楽しめるというのがとってもありがたく嬉しいキャンプ場です。

豊かな自然の中で「しあわせと感じられる体験を」

キャンプに来た方の中には、紅櫻珈琲に立ち寄ってコーヒーを楽しむ方も多いそうです。

「紅櫻珈琲」のコンセプトは「しあわせと感じられる体験を

街の喧騒から離れて、豊かな自然に触れながら美味しいコーヒーを味わいたくなったら、ぜひ「紅櫻珈琲」に足を運んでみてくださいね。

紅櫻珈琲店舗情報



店舗名紅櫻珈琲
住所〒005-0007 北海道札幌市南区澄川389-6
営業時間11:00〜17:00
定休日月曜日
電話番号011-581-4858
instagram@benizakuracoffee
マップ
文章:小糸あき / 写真:文

この記事を書いた人

小糸あき(文工房)ライター
後戻りできない年齢でフリーランスの仕事をはじめライターになりました。
生まれも育ちもずっと北海道。その面白さや魅力、住んでいる人たちを応援したい!と日々奮闘中。ドライブ、カフェ、道の駅や図書館めぐりが大好きです。
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