「縁側カフェ tokinoki」梅の里にある、古民家の人気カフェ【埼玉県・越生町】

埼玉県越生町という里山にあるカフェ「縁側カフェ tokinoki」 を訪れました。この町は関東平野の端に位置し起伏があるため、渓谷から流れ落ちる滝も見ることができる里山です。そして梅や柚子の一大産地でもある。そんな場所です。

越生梅林

縁側カフェtokinokiのある越生町は、関東三大梅林を有する「梅の町」であり、植えられた梅はその数2万5000本。梅の木が視界に入らない場所の方が珍しいくらいの町です。

縁側カフェ tokinoki

そんな梅の里山では、その景観や特産品である梅や柚子を活かした素敵なカフェが数多く営まれています。そこで今回は一番オススメなカフェ、「縁側カフェ tokinoki」を紹介します。

お店の敷地前に流れる清流。この川に架かる木製の橋を渡ってカフェへ向かいます。

カフェ駐車場から店内へは、この木製の橋を渡ります。

橋を渡り小路を少し上がります。どんな感じのカフェなのだろう？？と、 期待感が高まります。

坂を上がると歴史を感じさせる建物が目に入ってきました。

この建物はカフェ店主の夫が営む「woodworks 季の木（ときのき）」というオーダーメイドの家具の工房です。

工房を左手に見ながら進むと、カフェに到着します。

カフェに使われている家屋は、江戸時代末期から修繕を重ね存続している建物だそうです。ちなみにさきほどの家具工房は大正期の建物だそう。

中庭に池があり、冬以外は美しく緑に覆われます。

入口は土間になっており、伝統的な日本家屋の設えがリノベされ活かされています。

店内は、懐かしさとスタイリッシュさが調和した空気感。

店内で使用されているテーブル、椅子、本棚などの家具や調度品は、カフェの向かいの工房で制作されたものです。

テーブルや椅子は無垢の木で作られた家具で、肌触りがよく温かみを感じます。

テーブル席のみではなく、奥には和室の席も。市松模様の襖も素敵です。

床の間には季節の花が活けられています。この季節はもちろん梅の花。

店内では、時間の流れがいつもより緩やかで丁寧に流れているような気がしてしまいます。なんとも癒される贅沢な時間です。

席から望む中庭と、向かいにある家具工房。これも贅沢な風景です。

さて、今回頂いたのは「季節の縁側ごはん」

「季節の縁側ごはん」は時期ごとに内容が変わります。

食材には越生町の特産品や地域の豆腐専門店の豆腐が利用されています。

店主がその土地を大切に思い、カフェを営まれているのが伝わってきます。

デザートにはガトーショコラを注文。幸せです。

縁側カフェ tokinoki店舗情報

黒山三滝へ

カフェで癒されパワーをチャージした後は、滝でさらに癒されにいきましょう。カフェの近くにある「黒山三滝」という小さな谷へ向かいます。

谷の入口付近には、こんな映えスポットも。

清流に沿って作られた小路を歩いていきます。

途中にヤマメとイワナの釣り堀りがあり、その入口では団子とイワナやヤマメの焼き魚が売られています。

駐車場から歩いて15分程度で、谷の奥、黒山三滝に到着。

それほど大きな滝ではありませんが、滝つぼにはヤマメなどが泳ぐ姿が見られます。滝の直ぐ近くまで寄れて、 マイナスイオンを存分に浴びられます。

滝の前には素敵な橋が掛けられ、橋から滝が眺められます。

上谷の大クス(かみやつのおおくす)

さてカフェとマイナスイオンで十分に癒されました。最後に巨木でパワーチャージ。

昭和63年度「緑の国勢調査」で、全国巨木ランキング第16位、埼玉県では第1位に認定された巨木。

幹周り15m、高さ30m、樹齢は1,000年以上。この木が生まれた1,000年前って、平安時代だし。。。

その大きさには、ただただ圧巻です。

埼玉県・越生町スポットのまとめ

さて、駆け足で埼玉県越生町を紹介いたしました。

 梅の季節以外でも、人気カフェや滝巡り、巨木見学は楽しめます。

 おでかけ先に迷うことがあったら、 ぜひ越生町にして足を伸ばしてみてくださいね！

この記事を書いた人

西山リョウ養蜂家×ライター×WEB製作

養蜂業を営むライターです。
発酵・神社仏閣・河川・地方創生・
SDGs・埼玉県西部地域情報を専門
として執筆活動を行っています。

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