神奈川県相模原市にある隠れ家的な、ワインをメインとした「角打ちイタリアン」という斬新な業務形態で人気の「CAVE de Azumaya(カーヴ ド アズマヤ)」。
「角打ち」とは、酒屋で購入したお酒を店内でそのまま飲むことを意味します。
そう、「CAVE de Azumaya」は、そもそもが酒屋。
その店内に角打ちスペースを作り、さらにはフードも提供されるイタリアン居酒屋として展開しているお店なのです。
今回はそんな近隣住民に愛されるとことも然ることながら、遠方からの来訪者も多いというこのお店をご紹介します。
- 1 相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”に行ってみた
- 2 相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”の雰囲気
- 3 相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”は、ワインの宝庫
- 4 相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”は、日本酒も充実
- 5 相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”のおすすめフードメニュー
- 6 相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”の成り立ちとは?
- 7 相模原市の”CAVE de Azumaya”で、まどろみながら上質なお酒を―
- 8 CAVE de Azumaya(カーヴ ド アズマヤ)店舗情報
相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”に行ってみた
「CAVE de Azumaya」は、小田急相模大野駅中央口から徒歩約8分ほどの大通りから路地を入ったところにある、独自のスタイルを貫くお店です。
木を基調とした外観からして、その佇まいに足を止めたくなります。
今回は実際にこの「CAVE de Azumaya」に行ってきました!
店内の雰囲気からおすすめのメニューまで詳しくご紹介します。
相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”の雰囲気
「CAVE de Azumaya」は、入口を入ると、カウンター席、奥には複数客で囲める楕円形のテーブル席があります。
テーブル席では、常連さんも一見のお客さんも、さらには店主さんも交えてのトークをしながら飲めることが醍醐味。
木目調の店内の雰囲気は、まるで山奥のロッジに来たかのような雰囲気です。
さらに、隠し部屋のような8人ほどまで利用できるパーティースペースも。
楽器も飾られ、また違った雰囲気がかもし出されています。
そして、店内には店長の趣味である大型バイク二台がディスプレイ。
噂を耳にして訪れる、バイク好きのお客さんも多いとか。
相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”は、ワインの宝庫
「CAVE de Azumaya」の店主はそもそも、ワインソムリエであるので、「ワインがメインの角打ちイタリアン」という独自のスタイルを確立させました。
グラスワインは、破格の330円!日替わりで、店主厳選の様々なワインが楽しめます。
例えば、赤ワインはイタリア産の軽やかで飲みやすいキャンティー。
白ワインは、スペイン産のオーガニック製法にこだわったグレープフルーツ風味溢れるソービニョン・ブランなどなど。
圧巻の品揃えのワイン。
「酒屋」としては、フランス、イタリア、日本産はもちろんのこと、グルジアやブルガリア産など、他ではなかなか置いていない世界各国のワインがずらりと100種ほど常備。
相模原市で栽培された葡萄で作ったワインも扱っているとのこと。
また、「黒ラベル 中ジョッキ(330円)大ジョッキ(660円)」、「デュワーズハイボール(330円)」、「ボンベイジントニック(330円)」など、ワイン以外のまずはここからの一杯!も用意されているので、他のお酒を飲みたい方も安心できます。
相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”は、日本酒も充実
日本酒のラインナップも、目を見張るものがあります。
「三軒茶屋のどぶろく(2,350円)」といった国産の商品も然ることながら、フランス産の「WAKAZE(2,475円)」をピックアップしており、こちらも他店ではなかなか出会えないレアなアイテムと言えます。
これらや他のボトルワイン、日本酒の四合瓶等は、チャージ330円にて、グラスとおつまみ付きという、なんともお得なスタイルで飲むことが可能。
まさに角打ちスタイルです!
相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”のおすすめフードメニュー
さらに、本格的なイタリアン料理がおつまみとして、これまた低価格提供されているのが、嬉しい!
写真は「トリッパ トマト煮(660円)」。
牛肉のいわゆる「ハチノス」をしっかりと煮込んだ、定番の人気メニュー。
ニンニクをふんだんに使用しているが、くさみはトマトソースで消された逸品。
あっさりとした味わいで、歯ごたえも絶妙です。
他にも「オニオンリング(330円)」、「合ガモ パストラミ(550円)」、「ボロニアソーセージ・2本(660円)」、「おまかせパスタ(880円)」、「アンガス牛のステーキ(1,600円)」など、20種ほどの豪華ラインナップ!
ワインとのマリアージュを試さない手はない。
相模原市の「角打ちイタリアン」”CAVE de Azumaya”の成り立ちとは?
帰り際、店主である座間亮さんに「CAVE de Azumaya」がどのようにして出来上がったのかを、聞いてみました。
「元々、父親がオーナーを務めていた“IL・VINAIT(イルヴィネイト)”というイタリアンのお店を、近隣で切り盛りしていたんです。同時に、こちらでフランチャイズの酒屋を経営していました。そこから10数年前にフランチャイズ契約を抜けて、徐々に現在の業務形態にシフトチェンジしていくことを考えながら実行していきました。そして、4年前に“IL・VINAIT”が閉店することになり、こちらのお店にフードメニューの要素もさらに取り入れたのです。日本酒にもこだわるところや、人気メニューである『トリッパ トマト煮』も、“IL・VINAIT”時代から引き継いでいますね。父親も利き酒師として、お店に立ってもらっています。結果的には、ワインソムリエでもある僕が培ってきた能力を、全部活かせる状態に持っていったとでも言うか」
なるほど! 試行錯誤の末、成るべくしてなったオリジナリティー溢れるお店として成長したことに納得!
さらに、座間さんは語ってくれました。
「国内で開催される他国のワインの試飲会にも積極的に参加して、直接輸入していますし、日本酒の酒蔵にもよく行きます。やはり、自分で吟味して美味しいと思ったものをお客様に楽しんでいただくのが、一番ですからね。基本は酒屋なので、イートインを利用しなくても結構ですし、または、その日お酒を買わなくても、見にきていただけるだけでも大歓迎です。ちょっと何屋なのかわかりづらい外観や、店内にはバイクがあったりと、最初は驚くかもしれませんが(笑)、お気軽に立ち寄っていただけたら、嬉しいです!」
相模原市の”CAVE de Azumaya”で、まどろみながら上質なお酒を―
いかがでしたでしょうか?
神奈川県相模原市の「CAVE de Azumaya」は世界各国のワインや珍しい日本酒などと巡り会え、イタリアン料理も堪能できる、リーズナブルで贅沢なお店です。
1人でぶらりと、または数人で飲みに行くのもよし。お酒を買いに行くのもよし。またはウィンドウショッピングするだけでもよし。
使い勝手はその時の気分次第。
ぜひ、あなたならではのタイミングで訪れてみてください!
CAVE de Azumaya(カーヴ ド アズマヤ)店舗情報
店舗名 | CAVE de Azumaya(カーヴ ド アズマヤ) |
住所 | 〒252-0303 神奈川県相模原市南区相模大野5-27-12 東屋ビル 1F |
アクセス | 小田急線 相模大野駅徒歩約8分 |
営業時間 | 14:00〜21:00 |
定休日 | 日曜日 |
電話番号 | 042-742-3357 |
WEB | https://cavedeazumaya.jimdofree.com |
X(旧twitter) | @Cavedeazumaya |
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この記事を書いた人
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取材・インタビュー記事を得意とするフリーライター。
得意分野は音楽、お笑い、漫画、映画、食、街歩きなど。
●『VV magzaine』ヴィレッジヴァンガード公式フリーペーパー
各界で活躍する著名人のインタビュー記事
Ex.カジサック(YouTuber/お笑い芸人)
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