茨城県神栖市にある「昼は食堂 夜は居酒屋『がちまやー』」は、2024年4月にオープンした本格的な沖縄料理が食べられるお店です。
オープン以来、親しみのある味と沖縄の風情を感じられる店内が話題を呼び「茨城県にいながら沖縄旅行気分が味わえる店」として人気が絶えません。
今回の記事では、神栖市に住む筆者のお気に入りのお店「がちまやー」を紹介します!
あなたも絶品料理とオリオンビールを片手に、沖縄旅行気分を味わってみませんか?
茨城県方面にお越しの際は、ぜひ「がちまやー」で、心もおなかも満たされるひとときをお楽しみください。
神栖市ってどんなところ?
「がちまやー」を紹介する前に、神栖市について少しお話しさせてください。
神栖市は、茨城県の最南東部に位置しています。日本有数の工業地帯である「鹿島臨海工業地帯」は、地域に住む人々の暮らしの基盤となる存在です。戦後の経済成長とともに、町は大きな発展を遂げてきました。
農業も盛んで、ピーマンの生産量は日本一を誇ります。肉厚で歯ごたえのある食感と、苦味の少ないのが魅力です。ピーマン以外にも、メロンやトマトなどたくさんの農産物が栽培されています。
最近では、神栖市に新しいお店が続々とオープンしているのをご存じでしょうか?
再開発やUターン・Iターンによる移住者の増加に伴い、飲食店やカフェ、雑貨店が次々と誕生しています。
週末には県内外問わず多くの人々が集まり、今後の発展にますます期待が高まる町です。
「がちまやー」とは?
「がちまやー」は、神栖市中央部の「木崎(きざき)」と呼ばれるエリアにあります。工業地帯にも近く、週末の夜は多くの人々で活気にあふれる場所です。
沖縄生まれの親子が営む「がちまやー」では、息子さんがオーナーを担い、お母さまが料理を振る舞います。
昼は食堂、夜は居酒屋の2つの顔を持ち、異なった雰囲気の中で絶品の沖縄家庭料理が楽しめるのも魅力です。
ちなみに「がちまやー」とは沖縄の方言で「食いしん坊」を意味します。店名の通り、やみつきになるおいしい料理が盛りだくさんです!
沖縄旅行が食べたいと思ったら「がちまやー」一択!誰もが「食いしん坊」になってしまうでしょう。
オーナーの沖縄への愛があふれる!「がちまやー」の店内
「がちまやー」の店内に入ると、ザ・沖縄の雰囲気が一面に広がります!
琉球ガラスの食器やオリオンビールのロゴが描かれた提灯、琉球紅型のテーブルクロスなど、沖縄の風情を感じられるポイントが盛りだくさんです。
沖縄関連の書籍や旅行情報誌も置いてあり、自由に閲覧できます。興味をそそられるタイトルがあったら、待ち時間に読んでみましょう。
本場沖縄の雰囲気を楽しめるのは「がちまやー」ならでは。いつまでも心地よい時間を過ごせること間違いなしです!
夜は居酒屋!がちまやーのおすすめメニュー
ここからは「がちまやー」さんのおすすめのメニューを紹介します。
沖縄の名産品を使った一品料理や定番の沖縄そばなどが目白押しです!
まずはコレ!オリオンビールを片手にシークヮーサー白菜&海ぶどう
夜の「がちまやー」でまず頼みたいのが、オリオンビールです。シークヮーサーを使った白菜の漬物と一緒にいただけば、気分はもう沖縄旅行そのもの!専用グラスで提供されるオリオンビールののどごしは最高です。
白菜の漬物は、ほのかに香るさわやかなシークヮーサーと、ほどよい歯ごたえ、絶妙な塩味がたまりません。もっと沖縄を堪能したい方には、名産の海ぶどうもおすすめです。
一品ものも目白押し!「がちまやー」の沖縄定番料理
次は、一品料理をオーダーしましょう!「がちまやー」では、一品料理がとにかく目白押しです。沖縄の定番料理からお店の創作料理まで、多彩なメニューが楽しめます。具体的には、以下の5つがおすすめです。
- ホクホクのジャガイモを個性的な形にして揚げた「カーリーフライ」
- パンチのある味付けとげんこつ大のサイズに釘付け「やんばる鶏の唐揚げ」
- 木綿豆腐と絹豆腐の中間のような食感が楽しい「島豆腐のサラダ」
- スパイシーなメキシカン風味のタコミートをフライにした「タコスボール」
- サクサクの衣とにんにくの香りが食欲をそそる「沖縄水耕栽培にんにく揚げ」
特におすすめなのは「沖縄水耕栽培にんにく揚げ」。天ぷらのようなサクサクした衣がたまりません!塩をつけて食べるのがおすすめです。にんにくの匂いは気にならず、ほのかな甘みがやみつきになります。
シメはやっぱりコレでしょう!「がちまやー」の沖縄そば
最後のシメはやっぱり沖縄そば。沖縄旅行気分を存分に味わうなら、沖縄そばは欠かせません。
「がちまやー」では、ポピュラーな沖縄そばからソーキそば、八重山そばなど、麺類の種類が豊富です。
泡盛に唐辛子を漬けた「コーレーグース」をかけて食べるのもおすすめ。沖縄現地から取り寄せたこだわりの麺と、飲み干したくなるほどおいしいスープが絶品です。
沖縄そば・ソーキそば・八重山そばの違い
沖縄そばは、地域性の違いやトッピングのバリエーションなど、豊富な種類があります。食べる前に知識を入れておくと、沖縄そばのおいしさをより深く楽しめるかもしれません。
名称 | 麺の形 | スープ | トッピング | 味の特徴 |
---|---|---|---|---|
沖縄そば | 平打ちされ少しちぢれた麺 | 豚骨をベースにかつお・昆布で調整 | 三枚肉・かまぼこ | 澄んだスープでありながら、コクのある味 |
ソーキそば | 〃 | 〃 | スペアリブ(骨付き肉) | スペアリブの味付けによっては少し甘みを感じることも |
八重山そば | 丸いストレートの麺 | 〃 | 細切りにした三枚肉・かまぼこ | 本土の沖縄そばに比べるとさっぱりとした味 |
「沖縄そば」は、沖縄全土で食べられるもっともポピュラーなそばです。スープは豚骨・昆布・かつおの3種類の出汁から作られ、店や地域によって個性があります。柔らかく煮込まれた三枚肉とかまぼこがトッピングされており、しっかりとした味わいのある平打ちのちぢれ麺が特色です。北部地域では、きしめんのような平たい麺もあります。トッピングに紅ショウガが入っているのも、沖縄そばならではです。
「ソーキそば」は、骨付き肉・スペアリブをトッピングしたものです。沖縄そばとスープや麺に違いはありません。少し甘い煮付けのソーキの味が、澄んだスープとよく合います。沖縄そばが庶民的なメニューであるとしたら、ソーキそばはちょっと豪華な一品というイメージでしょうか。コーレーグースで少しからくしてみると、また違うおいしさが味わえます。
一方、「八重山(やいま)そば」は、丸い麺が使われています。主にかつおを使った出汁も特徴です。
トッピングには、かまぼこと豚肉の細切りが使われています。沖縄そばと比較すると、全体的にあっさりとした味です。
ちなみに「八重山」は、現地の方言で「やいま」と呼びます。八重山そばをオーダーするときは「やいまそば」と呼んでみましょう。まるで現地にいるような感覚になれるかもしれません。
「がちまやー」では、それぞれのそばが持つ独特の風味と食感を楽しめます。ぜひ違いを味わってみてください。
昼は食堂!「がちまやー」のランチ限定メニューにも注目
「がちまやー」は、ランチ限定のラインアップにも注目です。昼は食堂というように、お腹いっぱいになるメニューが楽しめます。主なメニューは以下の3つです。
- 麺類のメニューにごはんが付いた「沖縄そばセット」各種
- やんばる鶏の唐揚げやあじフライの一品料理に味噌汁・ごはんが付いた「定食メニュー」
- メキシカンテイストのタコミートがクセになる味「金武町のタコライス(スープ付き)」
おすすめは「沖縄肉野菜そば」。炒めた野菜が盛りだくさんで栄養も満点の一品です。歯ごたえのある野菜のあとに、じわっと体にしみ込むスープの味わいがたまりません!
なお沖縄そばのセットには、土日限定で「じゅーしぃー(沖縄の炊き込みごはん)」が付きます。ごはんもそばも沖縄づくしで食べたい人は、ぜひ土日のランチタイムに訪れましょう。
「がちまやー」まとめ
今回の記事では、神栖市にある沖縄料理店「がちまやー」について紹介しました。
「がちまやー」は茨城県神栖市にありながら、沖縄旅行気分が楽しめるお店です。
沖縄料理を食べてみたいという人、沖縄旅行に行きたいけれど忙しくてなかなか行けない人は、ぜひ「がちまやー」を訪れてはいかがでしょうか。
工場が多い土地柄、遊ぶよりも働く町と思われがちな神栖市ですが、まだまだ知られざる魅力が隠されています。
茨城県にお越しの際は、神栖市にぜひお立ち寄りください!
がちまやー店舗情報
店名 | 昼は食堂 夜は居酒屋「がちまやー」 |
住所 | 〒314-0127 茨城県神栖市木崎2398-4 |
営業時間 | 月曜~水曜 11:00〜15:00/18:00~24:00 木曜 11:00~15:00/夜営業は休み 金曜 昼営業は休み/18:00~24:00 土曜11:00〜16:00/18:00~24:00 日曜11:00〜18:00 |
定休日 | 不定休 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、電子マネーなど |
電話 | 0299-95-7779 |
WEB | https://gachimaya-kamisu.com/ |
@gachimaya_kamisu | |
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