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舞台は滋賀県!人気小説「成瀬は天下を取りにいく」聖地巡礼と観光地めぐり

舞台は滋賀県!人気小説「成瀬は天下を取りにいく」聖地巡礼と観光地めぐり

2023年に出版された「成瀬は天下を取りにいく」は、”2024年本屋大賞”を受賞した今話題の作品であり、さらには2024年1月に続編も出版されるなど人気沸騰中の小説となっています。

今回は、その小説の舞台となった滋賀県大津市をめぐり、縁のある場所や周辺の観光地をご紹介したいと思います。

びわ湖の代表的な遊覧船「ミシガンクルーズ」

びわ湖の代表的な遊覧船「ミシガンクルーズ」

小説の第5章『レッツゴーミシガン』では、主人公の”成瀬あかり”と他校の男の子”西浦航一郎”がミシガンクルーズに乗って楽しむシーンが描かれているのですが、このミシガンクルーズはびわ湖のシンボルといっても過言ではないほど代表的なびわ湖汽船になっています。

またこちらのクルーズはびわ湖をめぐるだけでなく、船内で楽しめる「アフタヌーンティー」や、船の上から見られる「ナイトクルーズ花火」などイベントが盛りだくさんあり、さらには「成瀬は天下を取りにいく」×「ミシガンクルーズ」のコラボ企画では、本を持参すると限定のプレゼントが貰えるなどファンには嬉しい内容となっています。


スポット名ミシガンクルーズ
住所〒520-0047 滋賀県大津市浜大津5-1-1 琵琶湖汽船
営業時間9時40分~10時40分
11時00分~12時30分
13時00分~14時30分
15時00分~16時00分
定休日不定休
電話077-524-5000
WEBhttps://www.biwakokisen.co.jp
instagram@biwakokisen
X@biwakokisen
Facebook琵琶湖汽船
マップ
※2024年7月時点の情報です。

主人公”成瀬あかり”が食べた近江牛コロッケ定食

近江牛コロッケ定食

小説の第5章『レッツゴーミシガン』に登場する、成瀬が食べた近江牛コロッケ定食。

こちらはアミューズメント施設「浜大津アーカス」の中に併設されているフードコート「おいしや」さんにて食べることができます。


「浜大津アーカス」の中に併設されているフードコート「おいしや」さん

  • ミシガンの乗船券を見せると会計が10%OFF
  • 滋賀県産キヌヒカリのご飯おかわり自由

などのサービスがあり、近江牛コロッケはサクサクでとても美味しく、キヌヒカリのお米は、あまりお米が得意でない私でもおかわりをしてしまうほど感動的な美味しさでした。

また、先程ご紹介したミシガンクルーズでは「近江牛コロッケ定食」&「ミシガンクルーズ」のセットプランも企画として行われています。


 スポット名浜大津アーカス (湖の駅) 「おいしや」
住所〒520-0041 滋賀県大津市浜町2-1
営業時間10:00~19:00
定休日不定休
電話077-526-8286
WEBhttps://www.umino-eki.jp/
マップ
※2024年7月時点の情報です。

びわ湖が一望できる絶景ホテル「びわ湖大津プリンスホテル」

びわ湖大津プリンスホテル

小説の第3章『階段は走らない』で登場する”敬太”たちの同窓会が行われる「びわ湖大津プリンスホテル」。

こちらのホテルでは宿泊していなくともレストランにてランチやディナー、ビュッフェなどを楽しむことができます。

私は38階にある「フランス料理 ボーセジュール」さんにて開催された、GW限定の「ショコラスイーツビュッフェ」に参加したことがあるのですが、まずは最上階から望む絶景に感動し、フランス産のショコラを使用したフランスの伝統菓子をはじめとした約20種類のショコラスイーツを楽しみ、さらには”本物”の味を追求する「小川珈琲」さんのコーヒーが飲めるなど、至福のひと時を味わうことができました。


びわ湖大津プリンスホテルの「フランス料理 ボーセジュール」さん

しかし期間限定などのビュッフェは毎年行われるわけではないため、ホームページやSNSなどで情報を確認することをおすすめします。

また、こちらのホテルは観光船のりばに近いことから、ホテルランチ&ミシガンクルーズのプランや、他にも様々なプランがあるので、滋賀県観光の拠点として宿泊してみるのも良いかもしれません。


施設名びわ湖大津プリンスホテル
住所〒520-8520 滋賀県大津市におの浜4-7-7
電話077-521-1111
WEBhttps://www.princehotels.co.jp/
instagram@lakebiwaotsuprincehotel
facebookびわ湖大津プリンスホテル
マップ
※2024年7月時点の情報です。

「成瀬は天下を取りにいく」聖地巡礼

滋賀県大津市の”膳所(ぜぜ)”が主な舞台であるこちらの小説は、普通電車のみ停まるローカルな街で、滋賀県が大好きでよく行く私も知らない名所がたくさんありました。

そのため、小説に登場する実際の風景はどのような感じなのか、物語の背景をよりリアルに感じたく思い聖地巡礼をしてまいりましたので、いくつかご紹介したいと思います。

ときめき坂

「成瀬は天下を取りに行く」聖地巡礼"ときめき坂"

膳所駅から湖岸沿いに続く坂なのですが、昭和後期~平成初期には市内随一の繁華街として“滋賀の竹下通り”と言われるほど栄えていたとのこと。

成瀬とその親友、島崎が通る場所として作品によく登場します。

美容プラージュ膳所店

「成瀬は天下を取りに行く」聖地巡礼"美容プラージュ膳所店"

成瀬の行きつけの美容院。

作品に描かれている、「髪は本当に1ヶ月で1cm伸びるのか」。

その実験の終止符を打った思い入れのある美容院ではないでしょうか。


店名美容プラージュ膳所店
住所〒520-0802 滋賀県大津市馬場1-8-24
営業時間8:45~18:15
定休日不定休
電話077-524-0575
WEBhttps://www.plage-bb.co.jp/
マップ
※2024年7月時点の情報です。

よりみちパン

「成瀬は天下を取りに行く」聖地巡礼"よりみちパン"

成瀬の親友、島崎がおすすめするパン屋さん。

特に島崎イチオシの「塩パン」が人気で、訪れるファンも多いのだとか。


「成瀬は天下を取りに行く」聖地巡礼"よりみちパン"の塩パン


店名よりみちパン
住所〒520-0802 滋賀県大津市馬場1-11-34
営業時間8:00~17:30
定休日日曜日
電話077-572-6029
instagram@yorimichi_pan
マップ
※2024年7月時点の情報です。

大津湖岸なぎさ公園

「成瀬は天下を取りに行く」聖地巡礼"大津湖岸なぎさ公園"

成瀬と西浦(成瀬と一緒にミシガンに乗った男の子)が歩く遊歩道。

景色もよくとても穏やかな場所で、デートスポットとしてもピッタリ。


スポット名大津湖岸なぎさ公園
住所〒520-0834 滋賀県大津市御殿浜23
営業時間24時間営業
電話077-527-3960
マップ
※2024年7月時点の情報です。

西武百貨店跡地

「成瀬は天下を取りに行く」聖地巡礼"西武百貨店跡地"

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」

小説の冒頭にもあり、キーワードでもある西武百貨店の跡地はやはり聖地巡礼では外せないスポットではないでしょうか。

実際に訪れると、今ここを道ゆく人たちもよく利用していたのだろうか、など感慨深いものを感じました。

大津湖岸なぎさ公園周辺のおすすめスポット

大津湖岸なぎさ公園周辺のおすすめスポット

聖地巡礼としてご紹介した大津湖岸なぎさ公園は、浜大津から近江大橋までの約6kmほど続く湖岸一帯が公園となっており、自然溢れる豊かな場所のためジョギングや散歩、釣りを楽しむ人やサイクリングコースが設けられているなど、思い思いに楽しめるおすすめのスポットとなっています。

そんな湖岸沿いには「なぎさのテラス」と呼ばれる4つのカフェが連なっているのですが、全てのカフェに個性があり、イタリアンや肉料理、滋賀県産の食材を使ったレストラン、コーヒーやスイーツが自慢のカフェなど、様々な料理を楽しむことができます。


大津湖岸なぎさ公園内にある「なぎさテラス」

また、どのカフェもテラス席から望む景色がとても素晴らしいので、聖地巡礼で訪れた際には、休憩がてらに立ち寄って穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。


大津湖岸なぎさ公園周辺のおすすめスポット


スポット名なぎさのテラス
WEBhttp://nagisanoterrace.jp
※2024年7月時点の情報です。

舞台は滋賀県!人気小説「成瀬は天下を取りにいく」聖地巡礼と観光地めぐりまとめ

今回は小説の聖地巡礼と併せて大津市をご紹介しましたが、取材をして1番に感じたことは、”実際の風景を見るとより小説の世界観を楽しめる”ということでした。

もちろん小説を読んで物語の背景を想像することも楽しみ方の1つではあるのですが、実際の風景を知ったあとに読み返すと、登場人物の心情などがよりリアルに感じ、2通りの楽しみ方ができるのではないかと思います。

それと同時に、想像していた風景が実在し、それを実際に目にする楽さは何よりも心が踊るのではないでしょうか。

また、聖地巡礼と併せて大津市の魅力を知れるのも作者にとってこれほど嬉しいことはないのではと感じました。

この小説を読まれたことがある方はもちろんのこと、ない方はぜひ一度作品の世界観に触れてみて、大津市の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

めぐリップライター
トラベルライター兼画家として活動中。風景が大好きで自然の宝庫と言われるニュージーランドへ一年滞在し作家活動をしてました。
ライターではカフェや観光を主に執筆してます。
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