「STUDIO S.W.A.G.」世界的ダンサーYuseiが紡ぐ川崎への想いとグルメ5選【神奈川県・川崎市】

川崎のエリアやお店、イベントなどで活躍する人にスポットをあてながら川崎の魅力を紹介する「CoE-声-」。

京浜東北線JR川崎駅から徒歩13分ほどの場所にある「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」。

日本国内にとどまらず、世界からも多くのダンサーが集まるダンススタジオです。

「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」のあるエリアには“カルッツ川崎”や“川崎競輪場”などがあり週末や祝日などにはイベントなども盛んなエリア。

「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」は世界的に有名な「KING OF SWAG（キング・オブ・スワッグ）」のメンバーを中心にスタジオで育ったメンバーが講師を務めています。

今回は「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」のダンサー Yusei(以下、Yusei さん)から川崎エリアの魅力やめぐり方についてお話をお聞きしました。

Yuseiさんから「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」やご自身についてのお話もお聞きできました。

取材には川崎の街を盛り上げる活動をしながら、川崎発祥のオリジナルブランド「LPW」代表、デザイナーのオギさんにご協力していたただいています。

ストリートカルチャーに注目する『川崎市』

世界的なダンサーとして活動を続けるYuseiさんにとって川崎を拠点にダンスを続けている理由は川崎市の自治体が音楽やダンス、ストリートカルチャーに目を向けてくれているからだと言う。

勿論、Yuseiさん自身が生まれ育った街であるのも理由の一つ。

川崎市が目を向けてくれるからこそYuseiさんが川崎に何ができるかを考えていけるのだとか。

「川崎の街へ恩返しがしたい！」川崎の街を盛り上げ、より良い場所にしていきたいと言うYuseiさん。

ダンサーYuseiの母への想いと家族や仲間たちとの繋がり

その影響は家族や仲間からもあると言う。

「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」の前代表である故・神谷由香さん、Yuseiさんの母の思いの一つとして「喧嘩や争いごとがあるならダンスで表現しなさい。」の教えもYuseiさんの信念に繋がる。

「人と人との繋がりを大切にしていきたいし、大切にできる場所にしていきたい。」という母の考えも川崎への思いに繋がり今のYuseiさんを作り上げている。

「何より川崎の街はあたたかい、ダンスや音楽をやっていない人でも応援してくれる。」とYuseiさん自身が肌で感じるという。

家族や友人、「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」の仲間と紡いできた川崎の街にもっと恩返しをしていきたいと話してくれた。

「KING OF SWAG 」Yuseiがおすすめする『川崎』グルメ5選 〜「 STUDIO S.W.A.G.」編 〜

ダンスユニット「KING OF SWAG（キング・オブ・スワッグ）」のダンサー Yuseiさんがプライベートで通うお店を今回はお聞きすることができました。

全てのお店がダンススタジオ「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」から徒歩10分程の店舗のため運が良ければ「KING OF SWAG（キング・オブ・スワッグ）」のメンバーにも会えるかもしれませんよ！

川崎めぐり- STUDIO S.W.A.G.編-昔ながらの定食屋さん「かなざわ食堂」

昭和36年創業の老舗「かなざわ食堂」。

お店の雰囲気が大好きだという Yuseiさん。

 Yuseiさんの”おすすめは生姜焼き！“

定食のご飯を大盛りにするとめちゃくちゃ盛ってくれるところも大好きなんだとか。

川崎めぐり- STUDIO S.W.A.G.編-１人でも訪れたくなる「Bar Carib」

「CoE-声-」では二回目のご紹介になる「Bar Carib」。

１人でもふらりと訪れたくなるお店の1つだと教えてくれました。

“おすすめはラム酒”

特にラム酒の老舗ブランドであるハバナクラブを好んで飲むと言います。

川崎めぐり- STUDIO S.W.A.G.編-街の洋食屋さんにとどまらない美味しさ「キッチン ミモザ」

Yuseiさんがお気に入りの街の洋食屋さん「キッチンミモザ」。

お店に行くとリピート注文するのは“生姜焼き”と“チキン南蛮”なんだとか。

カウンターのみの店内は食事だけでなくワインなども置いているそう。

川崎めぐり- STUDIO S.W.A.G.編-オリジナルピザとオーナーが自慢の「ピッツェリア 九回表」

生地から手作りのオリジナルピザが自慢のお店「ピッツェリア 九回表」。

その日の食材でおすすめメニューが変わるリピートしたくなるお店。

以前には「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」で講師の方々に向けてまかないなどを提供する時に「ピッツェリア 九回表」のオーナーにお手伝いいただくなど、人柄があたたかいオーナーがいらっしゃいます。

川崎めぐり- STUDIO S.W.A.G.編-スイーツドリンクも魅力！「MOOSE COFFEE」

「MOOSE COFFEE」ではコーヒーを購入するというYuseiさん。

普段は甘いものは食べないが「MOOSE COFFEE」ではついつい口にしてしまうんだとか。

特にお気に入りのスイーツドリンクは”アフォガード”

コーヒー以外のドリンクではジンジャエールもおすすめですよ！

世界に通用するダンサーを育てる「STUDIO S.W.A.G.」

「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」は川崎を拠点に地域密着してダンスの魅力を伝え続けているダンススタジオです。

スタジオではダンサーの育成に力を入れると同時にパッションを感じられ、世界に通用するダンサーを育てることを大切にしたいと言う。

川崎発となるヒップホップダンスユニット「KING OF SWAG（キング・オブ・スワッグ）」の拠点でもあるのが「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」

ダンサーYuseiからみる「STUDIO S.W.A.G.」の在り方

Yuseiさんは「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」に通う生徒は熱意があるダンサーを育てていきたいと言う。

どんなダンサーも技術やスキルがダンサーを積み上げるだけだと必ず壁にぶつかると教えてくれた。

Yuseiさん自身も感じてきたことなんだとか。

「バトルや大会で優勝したい！」「アーティストのバックダンサーになりたい。」

具体的な目標を立てることで、それまでの道筋や過程が大事になってくるのだそう。

ただ踊り続けるだけ、何となく頑張るだけ、ではなく自分が決めた目標に向かい何を頑張り、何をすれば良いのか。

自分自身が具体的な経緯を言葉にできるくらい積み重ねることが大切だと言うYuseiさん。

ただ「頑張っています。」ではなく、「どの位の練習量にどの位の結果を残し、実績はこれだ！」と言い切れる位の熱意がなければ途中で心が折れやすくなると思うと教えてくれた。

熱意を持ちダンスを好きであり続けることはシンプルで当たり前だけど、なかなか難しいことでもあるのだそう。

Yuseiさんは生徒や自身に関わる人たちがダンスを続ける中で気持ちが弱くなりそうな時にみんなのパワースポットになりたいという。

「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」にくれば「Yuseiさんにあえる！」「なんだか元気が出たな。」とダンスだけじゃなく少し顔を見に来てくれたり、話して帰ってくれても嬉しいと話してくれた。

子どもの生徒も多い「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」はダンススタジオが家庭や学校以外にある自分の居場所と思えてもらえたらと話す。

もちろん地方でのWSなどでYuseiさん自身に会いにきて「元気出ました！」と言ってもらえることもとても励みになると言います。

「Le FRONT杯-LEGENDARY DANCE CONTEST」川崎ルフロンで行われる 伝説のダンスコンテスト

1990年代に川崎ルフロンで行われていたダンスコンテスト「Le FRONT杯」。

数多くのトップダンサーがコンテストに出場しています。

約20年以上の月日を経て2022年から復活した「Le FRONT杯」にはYuseiさんをはじめ運営を「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」が行います。

2023年現在は大会アンバサダーとして、川崎市市民文化大使でもあるEXILEの松本利夫さんに就任していただきます。

入場、観戦は無料です。

川崎発祥のオリジナルブランド「LPW」オギちゃんからのダンサーYuseiの魅力

川崎発祥のオリジナルブランド「LPW」代表、デザイナーのオギさんからYuseiさんの魅力をお聞きしました。

「僕の長男が通うダンススタジオの先生なのがYusei君。
“LPW”がお兄さんのDee君とコラボした時のPVへの出演と今まで色々な場面で接点がありました。
Yusei君と話す内容はいつも熱いけど全く圧は感じなくて優しい笑顔と声が僕らの内側をポッと温かくしてくれる。
今回の対談をして改めてYusei君の一本筋の通ったダンスに対する熱と川崎の事を話す時の優しい笑顔にひきこまれました。
プレイヤーとしての今後など、いつもなかなか聞けない話も聞けたのも心に響く！」

「STUDIO S.W.A.G.」ダンサーYuseiのリベンジがスタートする！

元々は母である「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」前代表の姉がダンサーとして活躍し、ダンス講師として活動していたのがダンス生活のきっかけとなったそう。

8歳離れた兄であるダンサーDee（ディー）さんがすでにダンススタジオに通い始めていたことからYuseiさんも3、4歳頃から自然とダンサーへのプロローグがはじまることになる。

2005年からスタートしたストリートダンスバトルイベント「DANCE ALIVE（ダンスアライブ）」でYuseiさんは2018年HIP-HOP部門で優勝している。

毎年12,000人以上を動員しており、年に一度のストリートダンスの祭典として定着しているイベントでもある。

ダンサーYuseiとしての目標は「DANCE ALIVE（ダンスアライブ）」でもう一度優勝を飾るのが目標だと言う。

そして今年からリーダーとなった「KING OF SWAG（キング・オブ・スワッグ）」をもっと飛躍させていきたいという願いもこめられている。

同時にダンサーYuseiや「KING OF SWAG（キング・オブ・スワッグ）」が活躍することで「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」の未来が今よりもっと底上げできる体制を作っていきたいと話す。

自分の兄であるダンサーDee（ディー）や先輩、仲間につなげてもらったバトンを更に良いものにして地元川崎にも貢献していきたいと教えてくれました。

「STUDIO S.W.A.G.（スワッグ）」ではYuseiさんをはじめ、選りすぐりの講師がそろうダンススタジオです。

ダンスやストリートカルチャーの溢れる街で新しい川崎の魅力に触れてみてはいかがでしょうか？

次回、川崎の魅力を紹介していただけるのは本格ナポリピッツァとオーガニックワインのお店「ピッツェリア 九回表」の桶 和也さんです。

「ピッツェリア 九回表」桶 和也さんからみる川崎の「CoE-声-」に耳をかたむけます。

この記事を書いた人

いとうききライター

神奈川を中心に企業や人、お店などの取材をメインに執筆させていただいています。
面白いことやワクワクすることが大好きな3姉妹の母です。
音楽や舞台なども好きで何かを表現する人たちや何かにチャレンジする人たちにも興味深々な毎日です。

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