山形県の北東部に位置する新庄市。冬はとても雪深い地域です。
「新庄KURAぷりん」は、地元高校生の提案から生まれ2021年にオープンしたぷりん専門店。
今回は、そんな「新庄KURAぷりん」の魅力をたっぷりとご紹介したいと思います!
きっかけは高校生が提案した商店街リフォーム改革
地方が抱える商店街の課題として、空き店舗増加や店主の高齢化、後継者不足などがありますが、ここ新庄市も例外ではありません。
地域の課題を解決するため開催された、県内の高校生向けビジネスプランコンテストで特別賞を受賞したのが、地元高校生3人が考えた「市内にある蔵の活用や、若者に人気のインスタ映えする商品の開発」
このアイディアに賛同した地元企業が協力し、大正時代に建てられた蔵が改修され、趣ある造りはそのままにおしゃれなぷりん専門店へと見事生まれ変わりました。
新庄KURAぷりんのメニューはこちら
定番の「新庄KURAぷりん」をはじめ、季節に合わせた期間限定商品も発売されています。
そのほか、ここでしか味わえないオリジナルぷりんや今年新発売のコラボぷりんもとっても魅力的です。
人気No.1はなんといっても「新庄KURAぷりん」
新鮮な卵と県内産の新鮮な牛乳を使用して作る自家製ぷりんは、とってもクリーミーで濃厚な味わい!
ふんわり甘くて卵の味もしっかり感じることができ、ほろ苦いカラメルともよく合います。
種類豊富なので他のぷりんにも目移りしますが、やっぱり定番は外せません。
毎回必ず買ってしまいます。
季節を感じる期間限定ぷりん
毎月のように出る期間限定ぷりんは「かぼちゃ」や「ほうじ茶」などがあり、何度行っても新しい味を楽しむことができます。
3月は、桜の生クリームと花びらのようなチョコレートを散らした「抹茶とあずき」
ひと足早く春を感じることができ、季節に合わせたコンセプトもすてきです。
未来創造戦士「ユメリオン」とのコラボぷりん
2023年、新庄からニューヒーローが爆誕しました。
その名は未来創造戦士「ユメリオン」
最上地域の魅力を発信するご当地ヒーローであるユメリオンを応援したいとできたのが、こちらのコラボぷりんです。
味は「チョコ」「カラメル抜き」「ブルー」の3種類。
気になるのは「ブルー」の味。
店員さんに聞いてみたところ、白い卵を使用して作ったぷりんの下にユメリオンをイメージしたブルーのソースを入れているとのこと。
ブルーソースはバタフライピーというハーブの色素で色づけをしているそうです。
最上地域を代表する銘菓をイメージした「新庄kujiraぷりん」
最上地域に古くから伝わる郷土菓子「くじら(くぢら)もち」
名前の由来は所説あり、保存が効くことから”久しく持つ良い餅”だといわれ「久持餅(くじらもち)」という名が付いたという説や、昔は現在のものよりサイズが大きく、その大きさをくじらに例えた説などさまざまあるようです。
作り方は米粉を水で練り、くるみ・砂糖水を加えてせいろで蒸すというシンプルなもので、みそやしょうゆ、黒糖などの種類があり、モチモチとした食感が特徴。
そんなくじらもちをイメージした「新庄kujiraぷりん」は、くるみのアクセントが効いた、黒糖の優しい甘さがおいしいぷりんです。
新庄KURAぷりんの2階にはフリースペースも
購入したぷりんは2階で食べることができます。
商品を購入すれば打ち合わせやコワーキングスペースとしても利用することも可能。
内装は蔵の雰囲気が随所に残され、何時間でもいたくなってしまうほど居心地の良い空間なので、時間がある方にはぜひフリースペースを利用してみていただきたいです。
瓶を返却すると割引してもらえます
テイクアウトしたぷりんの瓶は、次回持参し返却をすると、1瓶につき10円を割引してもらえます。
返却することでゴミを減らすことができ、再利用されることに賛同して私は忘れず返却するようにしています。
新庄KURAぷりんへのアクセス
山形新幹線つばさの始発・最終駅であり、東京からのアクセスも良い新庄駅。
お店は新庄駅から徒歩で行っても11分と近いため、電車や新幹線でお越しの方も気軽に行くことができます。
車の場合は店舗前に駐車場がありますが、細長い作りのため出入りの際は注意が必要です。
停める位置に困ったときは、店員さんに声をかけると優しく教えてもらえます。
新庄KURAぷりんは手土産にもおすすめ
テイクアウトをお願いすると紙袋に入れてくれるので、ちょっとした手土産にもぴったりです!
お店のロゴもかわいく、ここでしか買えないおいしいぷりんは、だれにあげても喜ばれること間違いありません。
新庄KURAぷりん店舗情報
店舗名 | 新庄KURAぷりん |
住所 | 〒996-0026 山形県新庄市大町19-24 |
営業時間 | 10:00〜19:00 ※売り切れ次第終了 |
定休日 | 木曜日 / 第1第3水曜日 |
電話 | 0233-32-1165 |
WEB | https://shinjo-mogami.mypl.net/ |
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この記事を書いた人
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突然「果樹農家になりたい!」と言い出した彼と山形へ移住することになったライター兼現役ペーパードライバー。
住んでみて見つけた山形の魅力をたくさんの方に伝えたいという思いで、おすすめスポットの紹介記事を執筆しています。
普段はどこに行くにも自転車で爆走。市民農園で野菜を育てたり、穴場スポットを探したりと田舎暮らしを満喫しています。