白馬で見つけたおすすめカフェは自然の宝庫！おすすめカフェ4選【長野県・北安曇郡】

オーガニック系のお店や、自然を感じられるお店やスポットを紹介する「Nature Trip」

日本アルプスの山間部に位置する長野県・白馬村。

白馬と聞いて最初に思い浮かぶイメージと言えば、おそらくスキーや雪山など、いわゆる冬のイメージが1番にあるかと思います。

たしかに白馬のハイシーズンは冬なのですが、実は”グリーンシーズン“と言って、4月下旬頃から11月にかけて桜や新緑や紅葉など、四季折々の風景を堪能できる第2のベストシーズンがあるのです。

そんなグリーンシーズンは観光客も冬ほど多くないので、実はカフェ巡りや散策するにはもってこいの季節。

さらに自然を間近に感じることのできる白馬には、その土地ならではの自然の素材にこだわった料理や絶景を楽しめるカフェがたくさんあります。

今回はそんな白馬のカフェを4つご紹介したいと思います。

地元民おすすめの「古民家カフェ かっぱ亭」

最初に紹介するカフェは「古民家カフェ かっぱ亭」。

古民家カフェ かっぱ亭は白馬の観光名所として有名な「大出公園(おおいでこうえん)」の中にあります。

かっぱ亭近くの名所

実際に白馬に訪れたことがなくても、ガイドブックなどで吊り橋のあるこのような風景を見たことがある方も多いのではないでしょうか？

この大出公園は桜の名所としても有名で、5月頃になるとたくさんの桜が咲き誇り、近くにある展望台まで登ると北アルプスも一望できるのです。

かっぱ亭近くの桜のシーズン

都会だと桜のシーズンは3月下旬頃なので、見頃が5月だというのも白馬ならではという感じですね。

今回私が訪れたのは4月中旬だったのですが、今年は暖冬だったためか、桜の開花が少し早かったので雪と桜のコラボレーションを見ることができました。

その大出公園から徒歩2分の場所に「古民家カフェ かっぱ亭」があります。

こちらのカフェは地元の食材を使い、野菜は自家栽培されているとのこと。

残念ながら営業期間が5月からだったためカフェの利用はできなかったのですが、地元の方もおすすめする人が多いとのことで、今回ご紹介させていただきました。

おそらく5月以降には店舗近くにある花もたくさん開花し、さらに美しい風景を見ることができるかと思います。

グルテンフリーやビーガンにも対応。「自然派喫茶 sol 」

白馬五竜スキー場を利用する際に「エスカルプラザ」という施設からゴンドラに乗るのですが、その施設の1階に「自然派喫茶 sol」があります。

自然派喫茶 solの特徴「グルテンフリー&ヴィーガン」

こちらのカフェはお肉やお魚は一切使用しておらず、焼き菓子も小麦粉の代わりに米粉で作られており、グルテンフリーやヴィーガン(ビーガン)の方にもおすすめできるカフェになっています。

スキー場近くということもあり、白馬は特に海外のお客さんも多いので、このようにオーガニック料理を提供してくれるカフェはとてもありがたいのではないでしょうか。

自然派喫茶 solのヘルシーメニュー

今回私は”おにぎりと大豆ミート唐揚げセット”をいただきました。

冬とグリーンシーズンでメニューも変わるのですが、こちらは年中提供されているとのこと。

唐揚げは一見すると鶏のように思えるのですが、実はこちらは大豆で作られているのです。

大豆のブロックを戻してニンニク、塩こうじ、しょう油、酒かすで1晩漬けているらしく、食感は湯葉を重ねて揚げたような感じで、ニンニクの風味がたまらなく美味しさを引き立てているように感じました。

そしてお米は酵素玄米という消化に良いお米をベースに小豆も入っており、もちもち感があってとても美味しかったです。

私はお肉も大好きで結構食べるほうなのですが、そんな私でも物足りないと感じることも全く無く、ビーガンの方だけでなく誰もが満足のいくカフェなのではないかと感じました。

調味料も自家製！食材に拘ったイタリアンカフェ「Gravity Worx(グラヴィティー ワークス)」

白馬駅から徒歩1分と駅近くにあり、外観はログハウス調のおしゃれな建物で、店内にはサーフボードやハーブなどが飾られており、海外のような雰囲気が漂っているのが特徴のGravity Worx(グラヴィティー ワークス) 。

Gravity Worxの特徴「素材のおいしさ」

こちらのカフェは素材のおいしさを最大限に引き出すために、うま味調味料は使用されておらず、無農薬で自家栽培の野菜を使われているなど、食材にとてもこだわったカフェになっています。

例えば、サラダにかけるドレッシングはフェンネルを5年ほどビネガーで漬けたオリジナルドレッシング。

塩味が足りないと思われる方のために用意されたドライバジルが入ったハーブソルト。

チリ唐辛子をエキストラヴァージンオリーブオイルで3年ほど漬けたタバスコ。

Gravity Worxの自家製調味料

これらすべてが自家製であり、クリーム系の料理にはエノキの粘りや旨味を活かしているなど、おそらく今まで食べたことのない味を楽しめるのではないかと思います。

豊かな自然に囲まれたコーヒー専門店「美麻珈琲(みあさコーヒー)」

「美麻珈琲(みあさコーヒー)」  は白馬から少し離れた、隣町にあるコーヒー専門店。

白を基調とした可愛らしい外観に、中はヴィンテージ感あふれる素敵な空間になっています。

美麻珈琲の特徴「自家焙煎コーヒー」

そしてなんと言っても1番の魅力は自家焙煎のコーヒーです。

生豆から1粒1粒丁寧にハンドピックを行い、店内で焙煎もされているため、焙煎したてのおいしいコーヒーを飲むことができます。

美麻珈琲のテラス席の魅力

また、美麻珈琲さんは少し山奥にあるので車でないと行けないのですが、そんな自然に囲まれた場所だからこそ、天気の良い日にテラス席で飲むコーヒーは、普段の忙しさを忘れゆっくりとした時間を過ごすことができるような気がします。

実は白馬ではコーヒーを自家焙煎されているお店が多いとのこと。

そのため、コーヒー巡りをしてそれぞれの味を楽しんでみるのも良いかもしれません。

【長野県・北安曇郡】自然の宝庫！白馬で見つけたおすすめカフェ4選のまとめ

今回は白馬のおすすめカフェを4つご紹介しましたが、魅力的なカフェはまだまだたくさんあったので全てご紹介できなかったのがとても残念です。

実は冒頭でもお話したように、白馬には”ウィンターシーズン”と”グリーンシーズン”に大きく分かれ、私が訪れた4月中旬はちょうど”グリーンシーズン”に入る準備期間だったので閉まっているお店がほとんどだったのです。

また、”ウィンターシーズン”に切り替わる11月も準備期間になるため、ほとんどのお店が閉まります。

しかし、Googleにある店舗情報は更新されないので、定休日じゃないのに閉まっている…。なんてことも普通にあり得ます。

ほどんどのお店はインスタグラムにて情報を更新されるのでそこで確認するか、電話で確認するのが1番確実だと地元の方はおっしゃっておられました。

そのため、白馬でカフェ巡りをするなら細かく計画を立てる必要があるのですが、白馬には大自然を堪能できる魅力的なスポットがたくさんあるので、観光だけでも十分に楽しめますし、その際にふらっとカフェに立ち寄って現地の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

めぐリップライター

トラベルライター兼画家として活動中。風景が大好きで自然の宝庫と言われるニュージーランドへ一年滞在し作家活動をしてました。
ライターではカフェや観光を主に執筆してます。

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