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オレンジに魅せられてvol.6 – 2024年開幕 –

オレンジに魅せられてvol.6 - 2024年開幕 -

2024年2月25日(日)、清水エスパルスの2024シーズンの戦いが始まりました。1年でのJ1復帰を掲げて挑んだ2023年。東京ヴェルディとのプレーオフが引き分けに終わり掲げた目標へあと一歩及ばず。悔しさを胸に挑む今季は前シーズン途中から指揮をとっている秋葉監督が続投。

シーズンオフに移籍してしまった選手はいますが、それでも乾選手、権田選手といった日本代表経験のあるベテラン勢の残留、そして新戦力の加入もあり昨年に決して引けをとらないメンバーになっているのではないかと思います。

清水エスパルスの開幕戦の相手はロアッソ熊本。2023シーズン終盤で1-3で負けている相手です。
試合の借りは試合で返すしかない。

悔しさを喜びに変える方法は勝って、勝って、勝ってシーズンが終わった時に一番上にいること。

2024年の清水エスパルスの戦いが始まりました。

第1節 VS ロアッソ熊本(2024年2月25日)

2024年J2リーグ開幕戦。エスパルスはアウェイでロアッソ熊本と対戦。

スタメンには新加入の選手4名の名が。抜けた選手はいるけど新しく加入した選手もいる。補強できていない部分もあるし、タイプが違う部分もあると思うので昨年までのチームとは違う。不安があるとしたらそこでした。新加入選手と昨年もいた選手のコンビネーションだったり、チームとしての成熟度。

試合が動いたのは前半39分。先制はロアッソ熊本。決してゴールから近くない位置からのFKが直接ゴールへ。試合の流れの中での失点ではないものの、不安を感じるゴールでした。

前半は0-1のまま終わり、後半へ。前半を見た感じはがむしゃらというよりは、うまく試合運びをしようとしてるイメージでした。自分が行く!自分が決める!!というのを感じにくい内容だなと。

後半攻めるしかないエスパルスは後半15分、山原選手の見事なシュートがゴールネットを揺らし同点。そこからもエスパルスが攻める展開が続くものの勝ち越し点が中々奪えない。

引き分けも見えてきた後半43分、エスパルスの原選手があげたクロスがロアッソ熊本の選手にあたりそのままゴールへ。オウンゴールという形ではありますが、勝ち越し。ゴールへ向かう姿勢が生んだゴールだと思いました。

どれだけパスを回してもゴールに向かわないとゴールは生まれない。勿論、パスで崩してというのもわかりますが攻める姿勢が見えないとモヤモヤしてしまうなと。

そして試合終了のホイッスル。2-1で開幕戦を勝利で飾ることができました。

2023年は開幕から7戦勝ちなしという最悪と言ってもいいスタート。勝ち方はどうあれ、そしてまだ1勝ではありますがホッとした開幕戦でした。

第2節 VS 愛媛FC(2024年3月2日)

IAIスタジアム
IAIスタジアム

第2節はホーム開幕戦。この日、IAIスタジアムに足を運び現地観戦をしました。現地観戦するのは昨年のプレーオフ以来。

相手は昨年J3で優勝し、今年からJ2に上がってきた愛媛FC。

スタメンは前節と同じメンバー。今年はこのメンバー中心にいくのかなと感じさせられました。

前半は愛媛FCの方がアグレッシブな印象。愛媛FCのハイプレスで中々リズムを作れないように感じました。その中でも相手にゴールを許すこともなく前半は0-0で終えます。

後半に入り試合が動いたのは後半13分。今年からキャプテンに就任したエスパルスの北川選手のゴールで先制に成功!キャプテンのゴールに沸くスタジアム。周りの面識のない人とのハイタッチ!スタジアムの醍醐味ですね。

その後も追加点を狙いにいきますが中々ゴールを奪えない中、後半44分エスパルス乾選手からの見事なパスに合わせたのはまたしても北川選手。この日自身2点目となるゴール。後半44分の追加点ということもあり「ここで決めてくれるか!」といった感じでした。

そして2-0で試合終了。攻撃力爆発!という展開ではなかったもののロアッソ熊本との開幕戦より安定感を感じる試合でした。


愛媛戦の練習風景
愛媛戦の練習風景

愛媛戦の試合終了後の挨拶
愛媛戦の試合終了後

第3節 VS V・ファーレン長崎(2024年3月10日)

開幕3連勝を狙いたい一戦。前日の試合で2連勝していたヴァンフォーレ甲府とモンテディオ山形と共に敗れたため勝てば3試合目とはいえ首位に立つ一戦。

この試合でスタメンが変更となりました。それまでスタメンだったDFの原選手はベンチ外、住吉選手はベンチスタート。

相手はV・ファーレン長崎。ここまで勝ちなしという状態のため、なんとしても勝ちたい試合でした。

しかし、先制したのはV・ファーレン長崎。前半25分、相手のロングボールから先制を許します。ロングボール1本からの失点。続く前半30分、相手エリアでボールを奪われるとまたしてもロングボールでカウンターを許し追加点を許してしまいます。最終的なゴールの形は違えどロングボール絡みの失点。しかも立て続けに。

嫌な流れのまま0-2で前半を折り返すと後半からエスパルスが積極的にゴールを狙う展開に。相手のGKのファインセーブもありゴールが奪えない中、後半10分、乾選手のゴールで1点を返します。しかしこの試合のピークはここ。後半21分にコーナーキックから失点を許し1-3。追い上げムードがある中での失点。

そして後半40分、更に追加点を許し1-4。クロスを上げる選手に3人ついてしまい中の選手のマークが甘くなっていたところをやられました。

そして1-4で試合終了。勝てば首位という試合で1-4の大敗。V・ファーレン長崎がチームとしてやりたいことを全部出せた試合だったのではと。チームの力+個人の力が見事に発揮できた試合だったなと。


大分戦を観戦した82ALE HOUSE
長崎戦を観戦した82ALE HOUSE

大分戦を観戦した82ALE HOUSEの店内
長崎戦を観戦した82ALE HOUSEの店内

第4節 VS 大分トリニータ(2024年3月16日)

前節の嫌な流れを断ち切りたい第4節。ここで負けるようなことがあるとズルズルといきかねない試合です。

切り替えていこう!という現れなのか、前節からスタメンの変更があり住吉選手がスタメン復帰、そして吉田豊選手と今季新加入のルーカスブラが選手が今季初先発となりました。

試合は前半からエスパルスペース。前節の嫌な流れは感じない試合展開を披露します。

そして前半26分、ゴール前の混戦から最後は宮本選手が押し込み先制。ちなみに今シーズン前半での得点は初!前半でリードを奪えたというのは大きかったですね。

そして前節と大きく違いを感じたのが、試合全体の安定感。危なげないシーンはほぼなく落ち着いて見てられる試合展開でした。

迎えた後半戦。GK権田選手の好セーブなどもあり、相手に失点を許さない展開。落ち着いて見てられる展開ながらも追加点が欲しいと思っていた後半28分、自陣でボールを持った山原選手がそのまま切り込み、そのままミドルシュート!見事にゴールに突き刺さるスーパーゴール。試合時間が短くなっているタイミングでの追加点。しかも見事なゴール。

試合はそのまま終了となり2-0で勝利。正直、もう1〜2点取れていても・・・と感じる部分もありましたが、快勝と言っていいのはではという試合。複数得点もさることながら、前節崩壊した守備面がとても安定しているように見えました。DFの選手だけでなく、ボランチの2選手、特に今季レンタル移籍で加入した中村選手の動きがとても効いていたかなと。大分トリニータにやりたいことをやらせない試合ができたかなと。

開幕3連勝を逃したものの、前節から見事修正をした勝利でした。

第5節 VS ジェフユナイテッド千葉(2024年3月20日)

フクダ電子アリーナ
フクダ電子アリーナ

前節の勝ちの勢いそのままに連勝を狙う第5節。相手は昇格・優勝候補として名前があがるジェフユナイテッド千葉。前節鹿児島に2-4で敗れているもののエスパルスも前々節で1-4で負けた後の前節で快勝しているため油断はできないです。

そしてこの日はアウェイ。千葉での試合ということもあり今シーズン2回目の現地観戦。アウェイですがエスパルス側のスタンドは満員。自分がスタジアムに到着した時点で空いてる席を探すのが難しく最後尾で立ち身での応援となりました。

スタメンは前節と同じメンバー。前節の内容からすると当然とも思えます。

ちなみに今節の相手ジェフユナイテッド千葉には昨年1分1敗と勝てていない。前節の良い流れそのままに勝利を掴みたいところ。

試合開始からジェフユナイテッド千葉のハイプレスに中々攻め込めない時間が続きます。しかし相手に決定機を作らすということもなく、苦しみながらも主導権は渡さないといった展開。そんな中前半44分にカルリーニョス ジュニオ選手がこぼれ球を押し込みエスパルスが先制に成功!前半終了間際の得点ということでこのまま前半を終えたかったですが、直後に追いつかれてしまいます。

昨年、1分1敗の相手、そして先制直後に失点ということで、後半に少し不安が残る感じでしたがそんな不安を吹き飛ばしてくれたのが、背番号33乾選手。後半35分にペナルティエリア内でパスを受け「これは止められない!」というコースに突き刺す勝ち越しゴール。このゴールが生まれる前にゴール前で奪われたボールを住吉選手がカットするシーンがあったのですが、そのシーンをなくしては語れないゴールでした。

ボールに対してのアグレッシぐさを感じるゴールでした。

前半のハイプレスが影響か時間が進むにつれ、ジェフユナイテッド千葉の選手の動きが鈍くなっているように感じました。そのためか後半戦はジェフユナイテッド千葉に決定機をほぼ与えない展開で、その中でアグレッシブさが見えるプレーからのゴール。後半35分という試合終盤のゴールというのも大きかったです。

このまま試合が終わるかと思った後半アディショナルタイムに今季新加入の松崎選手の移籍第1号となるゴールも生まれ3-1で勝利。失点したものの大分戦の続き、DFの安定感を感じられる試合内容でした。特に新加入のDFの住吉選手と蓮川選手、開幕5節にしてなくてはならない存在だなと。勿論、その2選手だけではなくチーム全体として動き・連携もありますが。4失点した2節前から見事に立て直したなといった印象です。


ジェフユナイテッド千葉戦の練習風景
ジェフユナイテッド千葉戦の練習風景

ジェフユナイテッド千葉の試合終了後
ジェフユナイテッド千葉の試合終了後

第5節終了時点での順位は2位

第5節を終了した時点で清水エスパルスは4勝1敗で2位。昨年開幕から7試合勝ちがなかったというのを考えると、良い形でスタートを切れたのではないかと。まだ5節と言うこともありますし、疲労具合などもまだ少なくベストメンバーに近い形で戦えていると思うので、この先カードの累積で出場停止の選手が出てきたり、疲労を考慮してスタメンが変わると言うこともあると思います。そうなった時にチーム全体として勝ちを掴んでいけるかどうか。

ここまで試合を見ている中で、試合の中でも修正ができている印象(長崎戦をさておき)があるので、このまま勝ちを重ねていってほしいです!

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